安比の駐車場で起きたとき、気温は2℃と高め。
昨晩８時に仕事終わってに高速に乗って、着いたのが３時近かった。
５７０ｋｍ、約７時間、高速では80～100ｋｍ以上スピード出さずに
ＤＶＤ見ながらだったので遅くなってしまった。
７時半にトイレを借りようと安比のセンターハウスに行くも
ドアが開いていない。丸沼などは２４時間トイレ開いているのに！
仕方が無いので、８時に伺う予定していた、森のなかまたちへ
リフト券を貰いに行きながら、トイレを借りることにする。
今日は１日券(８時間券)で、１日滑るつもり。
８時２０分に着替えてゲレンデへ。まだ、ゴンドラは動いていない。
引換券をリフト券を交換して、第1クワッド、第2リフトにに乗って
上部へ。雲海が見えるので写真に撮ってセントラルゲレンデで
最初の１本を滑ることに。初滑り期間であっても、さすがに
安比のグルーミングは最高！。気持ち良くロングターンで滑り下りると
ゴンドラ前に並んでいた５～６人人たちが見えない。
漸く、ゴンドラの乗車が始まったのだ！。急いでゴンドラに乗り前森山
トップへ向かう。
最初のコースはやはりハヤブサを通して滑る事。安比高原の看板コースだ！
このコースを滑る為に、毎年安比に来ているような物。
初滑りシーズンはコースが５本しかないが、ハヤブサコースが
全部通して滑れれば十分！
やや固めながらアスピリンスノーは健在。やはりトップもグルーミングは
完璧。既に滑った後は何本か有るがコース広いので何処を滑っても
ファーストトラック。やや右片斜面の上部をコース幅一杯の
超ロングターンで決め、減速指示の旗までノンストップで
下り、旗の前で１度止まって下に人がいないのを確認して
再度スタート。ここも30度近いがロングターンで気持ちの良い
カービング。今年一番の気持ち良さ。
丸沼でも、かぐらでもこの気持ち良さは味わえない。
第3リフトに沿ったラインも20度位の中斜面でここもさらに
カービングターンが気持ち良い。
丸沼で初めて新しいサロモンの08デモＸＴの板を使ってから
シーズン初めで板が傷付くので、古いダイナスターを
ずっと使って来たが、今日は新しい板のみを持って来ていたが
雪不足が心配され、傷つかないか不安で有ったが安比のコースは
全然心配ない。ホテル前には少し土が見えていたりするが
コース途中はポールが立っている所以外は完璧に圧雪されて
板が傷付く心配は皆無。
2本目も続けてハヤブサコースを今度はノンストップで滑る。
タイミング良く途中で前を滑る人が誰もいないので
自分の好きなターンが出来る。ややスピード上げてあっと言う間に
滑り降りてしまった。
安比は滑り降りた後はゴンドラで頂上まで戻れるので1本滑るのも
他のスキー場より早く滑れる。リフト乗りついたら4本分だから
30分以上掛かるが、ゴンドラなら15分程。それでもゴンドラに
乗っているのが惜しいくらい滑っている時間が短く感じられる。
3000ｍの距離が之程短く感じられるスキー場も少ないのでは？
しかも中身が充実している。途中までは急斜面⇒中斜面と続き
レッドハウス(途中に有るレストラン)から先は緩斜面と
とにかく全て1本で楽しめるからだ。
3本目はザイラーロングから、セキレイコースを通ってレッドハウスに
戻るコースへチャレンジ。最初は緩やかながら直ぐに26度の急斜面が
有るがコース広いのでここも気持ちの良いロングターンが出来る。
グルーミングについで安比の良さはコース幅が広い事だ。
しかもこちらは片斜面になっておらずハヤブサについで気持ち良い
コースだ。フルオープンすればザイラースキーセンターまで4000ｍの
ロングコースだが後半は緩斜面なので上部だけでも十分満足出来る。
セキレイコースもきちんと圧雪されておりこちらも中緩斜面ながら
気持ちよく滑れる。レッドハウスまで戻り、下まで滑らずに今度は
第3リフトに乗ると右に見えるオオタカコースが滑れる事に気づき
急いで滑る事にする。第3リフト下り場から先のオオタカコースは
滑れない様だ(ややブッシュが見えるが新雪で滑れそうな気もするが？)
それでもオオタカコース下部も中斜面でコース幅広いしこちらも
ロングターンが気持ち良い。しかもまだ2、3人しか滑っていないので
ファーストトラックに近い。左に見えるカケスコースはまだオープンして
いないのが残念。こことカッコウ、キツツキもロングターンが気持ちよい
コースだからだ。フルオープンが待ち遠しいが土曜日は帰らなければ
ならないのと、20日限りのキマグレンの音魂コンサートが有るので
そうとう混む事が予想されるのでやはり2日間で帰る事にする。
途中でタバコ休憩(ゴンドラ降りた所に喫煙ブースが有ったり、
安比プラザの2階はまだ開いていないが自動ドア手で開けて
トイレと、喫煙ブースは使えるし(ここでコンサート有るようで
チューニングの音がしていた)、レッドハウスは喫煙と禁煙が
半々に分かれていてここでもタバコ休憩出来るのは最近外でしか
吸える所が少なくなっている昨今であるが、安比は喫煙者にも
親切と言える。
5本まとめて滑って(もちろんハヤブサコースのみ)昼休憩。既に1時近い。
朝曇っていて、途中晴れ間も有ったが途中でにわか雨。かなりの雨だったが
ゴンドラ乗ってトップへ着くとそこは大雪。下まで滑り降りると第3リフト
から先が雨になってしまうのだ。ゴアテックスなので全然気にならないが
フードを被って滑るのはやや窮屈(雪なら毛糸の帽子被っているのでフード
しないで良いのだが、今日の様な強い雨にはやはりフード必要！)なので
昼休憩にしたのだ。もちろん休憩はレッドハウスの喫煙の席。
メニューにラーメン４種有るが南部ラーメンと言うのが2番目に安く880円なので
頼むとなんと、タンタン麺。表面真っ赤で辛いの苦手な自分には絶対普段
頼まないメニューだが、なぜ南部ラーメンなのか？東北は辛いの好きな地域
なのかと思いながら頼んでしまった事を反省しながら、スープ飲むと喉が
痛いくらい辛い。水飲みながら食べ始めるとこれが結構癖になる。
寒さが吹っ飛ぶ辛さで体がポカポカするし、味も良いからだ。
スープまで残さずに飲んで完食。美味しかったので満足。
朝早かったので(3時に寝たので7時半まで4時間しか寝ていない？)腹が満たせれると
眠くなってきてしまった。テーブルにひれ伏して30分位寝てしまった。
(本当なら車に戻って寝袋で寝た方が気持ち良いのだが、戻るのも億劫な位
眠くてしかた無かった)
休憩後も天気は時より曇り、晴れ間も有るが、小雨、小雪が降ったりとはっきり
しない天候。ゴンドラ最終の3時40分まで滑り(午前中滑ったハヤブサ、ザイラー上部
オオタカ下部を繰り替えし滑って)終了。ハヤブサも朝と違いかなり荒れてきており
ロングターンよりショートターンで殆ど滑っていたので朝ほど気持ち良くない？
十分滑りきった満足感が有った1日目だったと思う。
着替えずに宿へ移動。森のなかまたちは奥さんが迎えてくれて、鍵を貰い2階へ
風呂も沸いていると言われたがとにかく眠いので6時半の夕飯まで仮眠。
6時に下に降りてテレビ見ながら準備できるのを待つ。(みかん頂いて食べながら)
泊り客は自分の他に一人いるようだ。(テーブルに2食分の席が有った)。
もう一人が暫くすると風呂に入りに降りてきた。年配の人で常連さんらしい。
夕食は、メインのホイルに包まれた魚介が美味しかった。また手作りのドレッシングに
地元の野菜やフルーツと満足な味と量でお腹一杯。
夕食後パティオ(安比の温泉)に行く事にする。近くに新しく温泉出来たとの事で
迷ったが、露天風呂とサウナが広いパティオに予定通りに行く。
割引券貰って620円(通常は840円)で入れた。何時来ても此処は広くて気持ち良い。
特にこの時期は、雪が降る中入る露天風呂は最高。今日も雪が降っており
体は暖かいのに顔は冷たくて長く入っていても逆上せない。通常露天風呂は
温いが此処は熱く、しかもジヤグジーの様に泡が出ており筋肉痛にも気持ち良い。
その後は、50人入れるサウナに！丁度浦和対マンチェスターＵの試合が始まった所で
つい長くサウナに入り過ぎてベンチで寝て休憩。その後内湯でじっくり温まり
出る事にする。売店でタバコと安比牧場の牛乳を買いゆっくりした所で外へ出ると
先ほどより雪が強くなっている。既に積雪2ｃｍ位有るので明日が楽しみだ。
ペンションに戻ると、もう一人の宿泊者とご主人が酒を飲んで陽気に話している。
一緒に飲まないか誘われたが温まったら、眠くてしかたないので
遠慮して部屋へ。本当は夜ゆっくり本を読もうと『雲仙・島原湯煙地獄(梓林太郎著)』
を持って来たが、とても眠くてそのまま就寝。やはり安比は遠いので新潟や群馬
に行くときより初日は眠いのはしょうがない。
(前回来た時も、宴会やっていて誘われたが断って寝てしまった気がする)
