10/30(土) 今仕事から帰ってから昨日届いていたDVD
【明解 コブテクニック 片山秀斗】を見ている所。
片山秀斗のスキーがどんななのか全然知らなかったのに買ってしまい
気になって【技術選2010】の準決勝の小回り不整地斜面の中で順位確認すると
3位に入っている。板も優勝した丸山貴雄と同じオガサカの所属でTC-SXの
165cm! 今まで技術選でオガサカ履いてるの丸山貴雄しか知らなかったので
ビックリ。片山秀斗さんには失礼な話だが、本当に知らなかった。
あらためて技術選のコブの滑りを見ると滑ったラインは丸山貴雄と同じリズムの早い
ラインを滑っているが後半組みで溝が深くなっており今一スピードに乗れなかったか?
2位の柏木義之もミスを犯しているので今回の技術選はラインの選定と滑りの戦略で
明暗が分かれた気がする。無難に滑りきっている片山秀斗と丸山貴雄の滑りを
改めてみるとスピードと表現の仕方(審判にアピールする滑り)で素人目にも差が
はっきりと出ている。
そんな状況を見ながら新しいDVD見ると2006年10/1発売の頃のテクニックと
今のテクニックの差も見える気がする。板も懐かしいオガサカケオッズのTE!
最近は見なくなってきたそれまでは月山やかぐら行くと基礎系の殆どの人が履いていた
コブにも使えるオールラウンドの板だ。自分のKS-EXや今年のGP-1の前身の
板で当時の人気の板と言える。
当時のコブテクニックは今で言う止めるテクニック。柏木義之や丸山貴雄らの最近の
テクニックは縦へ移動。前のテクニックは横への移動との事。但し一般スキーヤーには
どうしても横への移動中心に成ると思う。雪面からの反力を板の方向へ変えて行く事で
体に受ける衝撃を分散させていく事は今と同じだがその為に逆捻りを使う事が必要だと
言う理論は解る気がするがやはり止めるスキーでしかなく、自分の理想は力を使わずに
スキーの落差に重心を乗せていき、その時にスピードのコントロールは板の撓りで
スキーが勝手に調整してくれる様な滑りが出来ないか?と考えてしまう。
そうするとバンクターンが理想だが縦へのラインとバンクターンの中間的なラインが
理想とするラインの気がする。コブの中間部分でバンクターンする事でコブの裏側を
削る時に板の撓りが生まれるが板は落下しているのでそれ程コブから受ける衝撃は
少ないと思われる。その後は溝の一番深い所にに落ちる前に外に板を出す事で
ここでもコブからの衝撃を吸収出来る。この時は吸収動作をするが徐々に足を伸ばして
板へ加重する事で谷回りのカービングが出来る事で次のターンへの推進力が生まれる?
そんなオートマチックなターンが出来ればコブもロングターンと同じで疲れない?
雪からの外力を次のターンへの推進力に出来ればどんなに長いコブでも疲れずに
滑り続けられると思う。
まずはKO-Bを使って色んなコブの滑り方、色んなコブにチャレンジしたい。
最終目標は月山の大斜面のコブを一度も止まらずに滑りきる。それには滑りながらの
呼吸法と体力もマグネットバイクでそこそこ維持する事をこの冬は怠らず継続して
行きたい(昨シーズンはスキー期間中かなりサボった為)