涸沢2日目

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8/2(日)

  3時に目が覚めるが外は相当に雨が強くフライシートに当たる音がしてその後寝付けない

 4時まで待つが止みそうに無い。昨日、水を汲んできた帰りに長野県山岳救助隊の小屋

  に何でも相談下さいとの張り紙があり、北穂高までのルートは霧が出ても迷う所無いか

  聞くが、道は解りやすいが、登っても雨なら周り見えない、明日も雨の予報だから止めたらと

  言われていたので、雨なら止めようと決めていたので、諦めて寝る事にする。

 6時に一応起きると、雨は止んでいるがまた直ぐ降りそう。外を見ると頂上はまるで見えない。

  諦めて食事の準備をする。昨日作ったおにぎりは昼に食べる事にして、朝食はチーズリゾット

  と、さんまの塩焼き缶詰とソーセージ。昨夜おにぎる作る時に残ったレトルトシーチキンを

  ソーセージに付けると、マヨネーズより美味しい。新たな発見。

  チーズリゾットは少し薄味。塩を少し入れるがやはり今一。秋刀魚の塩焼きは小さい方の

  鍋で温める。今日は弱火で焦がさず出来た。再度尾湯沸しフリーズドライの味噌汁に

  お湯を入れて朝食完了。フリーズドライの味噌汁は豆腐汁。豆腐がしっかりしていて

  インスタントと思えない位美味しい。秋刀魚はやはり蒲焼の方が良かったか?


  朝食後コーヒー飲んでのんびりする。今日は帰るだけなので、天気が上がるのを待つばかり。

  ところが朝食済んだら又雨が降り出す。今度は本降り。テント仕舞うタイミングを逃す。

  撤退は何時もの様に中の荷物をかだして、リュックに全て詰めてヒュッテの屋根の有る

  テラスへ持って行き(合羽着て、傘差して)、テントだけドライバックに濡れたまま放り込む。
  
  昨日、今日ともずっと雨。前回5月に来た時は一瞬晴れたが、今日はまるで駄目。

  折角持って来たカメラも一枚も撮れず、携帯カメラ車に忘れたので本当に写真無し。


 テント収納後、トイレ寄ってから7時半に出発。出発後直ぐに老婦人の8人位の集団に

  前を塞がれる。まるで年寄りが杖ついて降りる上体で横向きに降りていく。ストックの

  カバーは付けたままで、軽アイゼンを付けたチグハグな格好。とにかく遅く後ろからさらに

  5人の中年の集団が追いついて先に行こうとする。1人が階段を諦めて雪の上を歩き出したので

  自分も雪も上を歩いて抜いていく。

  こらだけ詰まっていても誰一人先にどうぞとは言わない神経が信じられない。リーダーらしき

  男の人が居るが何も指導していない。年寄りでも山には来られると思うが他の人の迷惑に

  なるくらいなら、来ない方は良いと思うのは自分だけか?


 帰りの下りは前回の燕岳~中房温泉に下った時の様に、ダブルストックで軽快。

  特に雪面にはストックしっかりついてどんどん先に進める。急な下りになっても

  前にダブルストック突くので殆ど飛んで降りる様だ。前を行く人が皆譲ってくれるので

  横尾まで、登り2時間40分だったが、1時間半で降りて来てしまう。(途中休憩せず9

 ゆっくり30分休憩(おやつ残してもしょうがないのでここで食べる)

  ところが、横尾から上高地への平坦な道がやはり今日もつらい。リュックが登り下りでは

 殆ど重さが気に成らないのに、平坦な道になると肩が痛くなる。騙し騙し、徳沢、明神と

  休憩しながら(徳沢でアイスクリーム食べ、明神で昨夜作ったおにぎり食べ)ゆっくり

  上高地へ向かう。横尾でてから3時間弱で漸く到着。上高地バスターミナルでタバコ休憩して

  バス乗り場へ行くとレインスーツとリュックのカバー外すよう言われる。中のシートが濡れる

  からと思われるが、リュックもウェアーも雨と汗だ濡れており返ってシート汚す気がしたが

  指示通りにする。12時半に出発。後は車帰ったら着替えて、何時も行く松本の『おぶー』に

  行ってさっぱりしようと思う。(スーパー銭湯ながら露天の風呂が気持ち良い。新しい

  岩塩のぬる湯は足の疲れには最高。サウナもさらに汗を搾って快適になる)。


 帰りの高速は予定通り、更埴ジャンクションから上信越道通るが軽井沢から先が

  断続渋滞。富岡から先でさらに事故渋滞で18kmとの事。DVD見ながら帰ったので

  気に成らないが、中央道も込むし、上信越道も混まれるとどちらでも同じ気がする。

  なるべくなら夜中に帰った方が良いかも?

 次回は何時こようかと次の計画をする次第。

  其の前に洗濯と撥水加工をしっかりして次の登山に備えたい。