涸沢2日目、贅沢な時間!

 今回、10/10-12と三連休で来たので当初は2日目は

  北穂~涸沢岳~奥穂への縦走を考えていたが、今回登って来る時に

  大失敗をしてしまったので、諦める事にした。

 それは、登山靴のインソールを忘れてきてしまった事。

 仕事の革靴に入れておいたスーパーフィットを車に忘れて

 インソール無しのキャラバンGK-59で涸沢まで登る事に成ってしまったからだ。

 上高地から出発して10分位して気が付いた。どうも靴紐締めたのに緩く足裏が動く

 感じがして漸く気が付いた次第。バスに乗っている時は全然気が付かずに来てしまった。


 緩いので少しきつめに靴紐を縛った為、足首が痛くなり今度は緩めたら緩めた靴紐の先が

 靴の中に入っていて右足首の踝に当たって痛くなる始末。とてもこれで縦走は無理そう!

 しかも昨日降った雪が多分所々に残り滑る事が考えられ無理して今年登るのは勿体無い、

 来年、体調の良い時にゆっくり登る事として取って置く事にする。


 そうすると今日は一日のんびりと涸沢で過ごす事が出来る。涸フェスの2日目は北穂に

 登ったが今日は本を読んで【贅沢な1日】を過ごす事にする。

 朝はそれでも回り5時前に起きており、寝ていられず5時に起きてトイレと顔を洗って

 朝食の準備。(テントには昨晩降った雪がうっすらと積もりそれが凍っていた)

 合間にモルゲンロートに輝く穂高を撮影。
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 昨晩も降っていた雪で真っ白になった吊尾根。
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 朝食を作りながらテントから北穂を撮影
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 朝食後は持ってきた梓林太郎著【霧が峰殺人高原】ワンツーマガジン社を読む事に!

 昨日夕飯後もヘッドランプで1時間程読み始めた本を今日一日で読むつもり。

 合間に涸沢の素晴らしい風景を撮影(天気も最高で昨日の雪が嘘のよう)

 GWや涸沢フェスティバル以上のテント群。
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(これでも2割ほど減った状態=朝撤収していった人がいてまだ今日登ってくる人が居ない為)

 日が当たってからの吊尾根は青白く光って幻想的。
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 さらに時間が経つと雄大な風景に変わる。この風景を見たら登ってきた甲斐が有った!と思える。
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 昨日は雪で隠れてしまった紅葉も撮影。テント場から見える一番近い紅葉。
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 紅葉真っ盛りのテント場下の紅葉と、奥には蝶ヶ岳
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 紅葉したナナカマドと同じく蝶ヶ岳をバックに撮影
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 振り返れば益々輝く穂高の山々とテント場をしたから撮影
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 夕方夕食作っていると現れた飛行機雲
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 朝は昨夜降った雪が凍っていて、多分氷点下の気温だったが日中は穏やかな天気で気温も

 上がったがそれでも凛とした空気はやはり涸沢ながらの空気を満喫。

 夕方までに本を全部読み終わってしまい、7-9時ごろまではmpsでザードとELTを

 聞きながら眠りに付く。縦走は出来なかったが、今日は最高の一日が過ごせたと思う。