10涸沢紅葉その2

 10/10(日) 涸沢着いてテント張ってからニコンD50出して写真を撮る事に。

  まずはテントを張った場所のロケーションを自分のテントを入れて撮る。
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テントを正面から。後ろに真っ赤な紅葉を入れて
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上からテントを。目の前ナナカマド。下には紅葉絨毯。

  それからテント場を上に上がり、穂高の紅葉を撮る。
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奥穂の紅葉。上部は終わっているがその下が見事な紅葉。
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北穂の紅葉。涸沢小屋を覆いかぶさるような紅葉。
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涸沢槍下の紅葉絨毯。自然が作る見事な景観。
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紅葉絨毯のアップ。見れば見るほど見事な紅葉。

  ヒュッテの方へ上がり更に写真を撮る。テラスからの写真。
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テント場を挟むような赤、黄、茶、緑と見事なコントラスト。
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ヒュッテの上の紅葉。建物の色も紅葉にマッチしている?
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ヒュッテ上の右サイドも紅葉絨毯に成っている。何処を見ても感動。
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ヒュッテ下の紅葉のアップ。

 その後はヒュッテでトイレと水を補給してテントに戻り、お湯を沸かして

  レギュラーコーヒー入れ持って来たパンを食べて昼食。食べ終わったらやはり寝不足で

 我慢が出来ずに昼寝。4時頃の寝ていると小雨がテントのフライシートを叩く音で目覚めるが

 外見ると霧も出て写真も撮れないのでそのまま6時まで寝てその後は夕飯の準備。

  外は既に暗いのでミニランタンを点けてテント内でお湯沸かしす。

  今日の夕飯メニューはカレーライスに豚汁。カレーはアマノのフリーズドライ

  野菜カレー!前回ビーフカレーは本格的な味で少々辛かったので甘口の野菜にしたが

  こちらも辛い。味もやはり本格的。サタケのアルファー米をお湯入れて15分蒸らして

  カレーライスを食べる。野菜がたっぷり入って美味しい。豚汁もアマノのフリーズ

  ドライでこちらも美味しい。フリーズドライはここまで進化しているのにビックリ。

  味も良くそれでいて本格的で軽いのだから山での食事はこれに限る。今日はラーメンを

  持って来なかったがこれで十分お腹一杯。食後はコーヒー飲んでみかんをデザートに

  食べてタバコ吸ったら、本を持って来たが読む気にならず(内田康夫か梓林太郎の

  シリーズがamazonで注文していたが間に合わなかった為『低炭素社会』と言う

  本を持って来たが急に興味が無くなり結局読まなかった。やはり何時もの本で無いと

  ヘッドランプしてまで読む気が無くなる。今後は忘れずに持ってきたい)、ヒュッテへ

  トイレに行くが距離が有るのと暗いのでこの時は下にテント張って後悔。テントへ

  戻るとMP3聞いていて、9時には就寝。疲れたが此処で寝られる事に充実感を感じ

  ながら眠りにつく。


 翌日は5時半起床。途中2時頃一度目が覚めてしまう。外を見れば星が出ている。

  空気も澄んで、標高が高いので目の前感じられる。登山の楽しみは夜中星を見る事も

  楽しみな一つだと実感。何時もはぐっすり寝てしまい星見る余裕無かった気がする。

  起きて直ぐに外見るとまだ暗い。まだ日の出には早そう。

 朝食の準備をする事にする。今日はサタケの山菜ご飯とアマノの牛蒡汁。食後にコーヒー

  飲んで外を見ると霧が出て一面真っ白。ご来光は期待でき無いのでテント内を片付け

  した後、ヒュッテに行きトイレを借りる。毎回100円を入れて環境美化に協力。

  テントへ戻りいよいよ撤収作業。フライシートは昨夜の小雨と内側は露でびっしょり。

 さすがにテント内は濡れていなかったが昨夜はシェラフカバーしていたので寝袋も

  濡れずに済んだ。前回の槍では中までびっしょりでカバーの隙間から水が入り寝袋を

  塗らしたのでゴアテックスに変えようかと思ったがやはりオークションでも1万以上

  するので当分これでも十分かと思い直す(前回の槍ヶ岳は最悪で滅多に無いと思う)


 全て仕舞ってから最後に穂高を撮って涸沢を後にする。
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 帰りは途中で登る人や遅い下りの団体がいたりして途中渋滞しながら

  本谷橋まで1時間以上掛かってしまい、休憩無しに横尾まで下る。

  2時間で何とか降りて来られたが足が段々痛くなる。どうやら靴づれか

  踵の上が痛くなる。下りはそうでもなかったが平坦に成ると痛くなる。

 横尾で30分近く休んで出発すると猶更痛くなりペース上がらない。特に右の

  足が特に痛くストックは仕舞わず杖の様に使いながら脚を引きずるよう何とか

  徳沢まで辿り着く。徳沢で靴を見るとスーパーフィットの踵が高くなっている

  のでローカットの靴の踵の硬くなっている所が当るようだ。其処でスーパーフィット

  取ってソルボだけにしたら多少痛みが和らいだのでそれで出発。それでも一度

  痛くなった所は少し歩き出すとまた痛む。何とか明神まで来たがやはり重い荷物を

  持っての山行にはこの靴では無理だと感じる。小屋泊で軽いリュックで軽快に

  歩くのには良い気がするがスーパーフィットは外した方が良いかと思う。登山以外の

  普段履きには丁度良いのでこれからのシーズンスキーの行き帰りに使おうと思う

  (防水性は十分高いと思われ、脱いだり履いたりするのにダイヤル式で簡単だから

   重宝すると思う)


 上高地に戻ると前回同様、沢渡のバス乗り場前にはまた100人以上が並んでいる。

  河童橋の辺りの観光客が大勢だったので心配したがやはり紅葉見に来た観光客と
  
  一緒になるので待たされるのはしょうがないか?それでも30分位待ってバスに

  乗れたがリュック抱えて乗ったので痛い右足が攣り気味。漸く車に戻ったのは

  3時過ぎ。急いで帰っても帰りの高速で渋滞するのとと痛みと疲れで眠くったので

  1時間以上仮眠。起きると前の道路は渋滞。温泉入ってゆっくり帰る事に。

  温泉も5人程入っていたので3つしか洗い場無いので時間掛かったが漸く足の痛みも

  和らぎ帰ろうとするも前の道路は更に渋滞が延びてしまった。5時近くになったが

  DVDみながらゆっくり帰る事にする。松本インターまでずっと渋滞で2時間近く

  掛かってしまった。東京方面は塩尻まで渋滞しているとの事。何時も通り長野方面に

  向かい上信越道で帰るが軽井沢から関越まで渋滞している。やはり3連休最終日なので

  渋滞は覚悟したがこれ程混むとは思わなかった。5時に沢渡出て家に着いたのは0時過ぎ

  7時間以上掛かってしまった(普段なら5時間位)。帰って荷物かだす気にもなれず

  翌日に干したりする事にする。翌日テント干していたらフライシートの破れが四隅に有り

  気になったので裏側に黒のシートを当てて補修。槍ヶ岳でペグ効かないので石でペグを

  抑えたが強風ですれてしまい穴が開いてしまったのだ。
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  これで来年も十分使える。全て干して、洗濯もして、コッヘル他も洗って干して

  収納した。今年の登山はアクシデントが多かったが(槍での天気や風邪引いて登山に

  行けなかったり)、涸沢紅葉のピークに行けたし十分満足のいくシーズンだったと思う。

  来年こそ槍ヶ岳~北穂縦走を含め今年行けなかった山行をしたい思う。