昨日は東京へ行ってきました

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 6/20(金)、やっと休みが取れたので
  ツーリングに行く事にしました。
 昨日の予報では雨か曇りの予報。

 曇りならば行く事にしました。
  目的地は東京経由して昔住んでいた(30年前)の
   府中市へ寄ってから相模湖までの約130kmを走破
   する予定でした。

 帰りの事と、途中で雨が降った時の為に、
  車で常磐線のひたちの牛久駅まで行き
  駐車場に停めて、そこをスタート地点としました。

 9時半に出発。まずはひたすら6号国道を南下する。
  以前、柏までは来たことが有ったのですが
  それ以上先は今日が初めて。

 6号国道は藤代過ぎてからは、車の往来は激しく
  道路を走るのが怖いくらいで、取手から先
  利根川渡る橋からは歩道を行く事にした。
 特に我孫子、柏は片側2車線ながら車がギリギリを
  通過していく。渋滞気味で車線変更してまで
  避けてくれない為。

 言問橋(出発から50km)まではずっと歩道を行く事になったが
  都内に入ってからは3車線で一番左車線は駐停車の車が多く
  殆ど走っていないので、一番左車線を快調に走ることが
  出来た。駐車違反は都内厳しいとの事だが、依然無断駐車が
  多い。かえってそれに助けられる形になったのが
  皮肉なのもだ。

 四谷が出発してから60kmの距離。ここから新宿までは
  地下道が有るが自転車は走れそうも無い。上の脇道を行くと
  歩道だけが続いている。細い道を進むと御苑の入り口前に出た。
 カーナビで見ると地下道は丁度新宿御苑の下を走っている様子。

 新宿南口前はタクシー渋滞。不景気なのにここには
  沢山のタクシーが客待ちしている。このご時勢でタクシー利用する
  人がいるのだろうか?
 やたら、自転車の人を見かける。マウンテンバイクでリュック背負った
  自分より年配の人を見かける。

 都内の自転車族は信号無視が多い。以前上野から横浜へ抜ける時も
  赤信号でも車が来ないと平気で突っ切る人がいたが、今日もそれに
  近い人がいる。自分が車と同じ様に信号で止まっていると
  脇を抜けていく。赤信号でも渡らそうだと行ってしまう。
 途中で抜いてもまた信号で抜かれる。そんな事をしながら
  国道20号線を下る。目的地は府中。調布までもずっと
  歩道を走る。今日は平均スピードが15km位しか出せない。
 20号線も6号線同様2車線ながら渋滞気味でギリギリを
  車が抜けていき、怖いから歩道を走ったからだ。

 調布を過ぎてからは旧道に入る。ここから先は30年振りながら
  良く知っている道なので走りやすい。途中白糸台の西武多摩川線
  通り越してから白糸台駅へ向かう。ここは中学の時に通学で
  使っていた駅だからだ。自分の卒業した中学がまだ有るか確認する為
  昔の記憶を呼び起こしながら通学路を探す。
 昔とはまるで違っており、以前は田んぼと畑しかった無かった所が
  殆ど家が建っており、新しい道が出来て古い道が解らない。

 それでも中学校へ辿り着いた時は感動。以前と変わらぬ校舎(増設はされているが)と
  門構え。グラウンドは小さくなっているが昔と同じ塀が続いている。
 思わず写真に撮って、そこから昔住んでいた、西武是政駅へ向かう。
  競艇場前もだいぶ変わってしまい迷ったがん何とか着いてみると
  そこもマンションが立ち並ぶ住宅街。以前有った豆腐屋や、商店も
  無かったり、シャッター閉めていたりで変わってしまった。
 裏のどぶ川も公園になってしまい(多分上に蓋をして緑地化した物と
  思われる。

 暫く、近辺を走り回りその後小学校へ向かう。途中保育園も気になり
  寄って見るとこちらも昔のまま存在していたのには感動。
  回りは住宅が囲んでいるが中は昔と変わっていない様子(多分?)
 小学校への通学路も道が新しく太い道路が出来て中々探すのが
  大変。特に当時は太い道のつもりが今は車がやっと通れる狭い道
  だったりして漸く思い出しながら進むと突然目の前に懐かしい
  姿が現れ、ここでも感動。思わず写真に撮る。

 中学同様回りには何も無かったのに今は住宅に囲まれ、小学校の回りを
  回っていた道路も生活道路となり途中で私道になり行き止まり。
  学校はそのままながら、回りは本当に解らなくなってしまった。
 それでも学校は変わらずにある事はすばらしいと思う。ただ
  少子化できっと後何年かしたら学校も統合、廃校になる所も
  都内でも出るのだろうか?

 そこからは府中市内に向かう。東京競馬場を囲む塀が懐かしい。
  正門前を通り坂を登ると府中駅に辿り着く。左手へ行けば
  暗闇祭りで有名な大国玉神社が有る。まずは府中駅前の
  生肉店、伊勢屋へ行って昔懐かしの五目コロッケを食べようと
  駅前から細い道を何度も入るが見つからない。商店の案内図を
  見ても無い。思い出しながら2、3回回ってみると当時有った所は
  シャッターが下りていて看板も無い。つぶれてしまったのだ。
 昔は盛況だったのでつぶれるとは思ってみなかったので非常にショック。
  駅前に伊勢丹が出来たのは知っていたがあの生肉店は影響しないと
  思い込んでいたので残念でならない。

 がっかりしたのと、雨が降り出しそうな天気になっていたので
  当初相模湖まで行く予定だったが残り40kmを残して
  ここで終了。幸い府中本町からは武蔵野線-常磐線で帰れる。
  既に3時半を回っており、駅前で自転車を輪行袋へ入れて
  改札に向かう。ひたち野うしくまでは1620円。結構するのに驚く。
 それでも帰りは寝ていかれる。(始発駅なのでゆっくり座れる)
  3:55発なので、6時には家に帰れそう。

 今日は最終目的地まで辿り着けなかったのと、故郷が変わってしまった
  ショックで距離は90kmだったが精神的に疲れた気がする。
 体は何処も疲労感は無いのが幸いか。
 もう、ここへは来ないだろう。都内を抜けるのはやはりもう
  止めにしたいからだ。今後は輪行または車で都内を通過して
  山梨や、長野へ足を伸ばしてみたい。