ニセコ3日目

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 1/20(火)
 今朝は起きてみると外は雪。
   積雪は10cm位しか積もっていない。
  昨日は吹雪きでも積雪は余り無かった様で
   深雪滑降には程遠いが風が止んだので
   今日は頂上を目指そうと思う。

 朝何時もの様に7時半に朝食。今日は洋食でパンと
  卵、ウインナーにサラダで量も丁度良く御代わりのパンは
  食べずにコーヒー2杯飲んで直ぐに送ってもらう事に。
  今日はアーリーモーニング(8:00-20)500円に間に合うように
  8時少し前に出るが既にスキー場は始まっていて、
  券を買ってエース第2クワッドに乗る。

 スーパーコースも昨日までのラインが消えており
  新雪が10-20cm位積もっていそう。
  早速降りてスーパーコースへ。なるべく長く滑りたかったので
  リフト降りて右へ右へ向かいトップから真っ直ぐに滑る事にする。
  斜度は一番増すが誰も滑っていないラインが探せたので
  勢い良く滑り出す。
 膝下20cm位の気持ちの良い新雪。粉雪と言えるほど軽い雪では無いが
  しばらく新雪を味わっていなかったので気持ち良く滑れる。
  途中新雪の下にコブが隠れているがそれ程気にならず、
  最初の1本はあっと言う間に滑り降りてしまった。
 2本目にチャレンジしようとすると既にアーリーモーニングの入口は
  無くなって50人位が通常のリフト乗り場に並んでおり
  既に20分を過ぎている為1本しかアーリーモーニングで滑れなかったのは
  残念だったがしょうがないので、列に並ぶ。5分もすると漸く
  リフト乗車開始。降り場では真っ直ぐエース第3ペアに並ぶ人が半分以上
  まだ、第2はスタートしていないが既に20人位が並んでいる。

 10分程風の吹く中待たされたが、今日もインナーダウンだし手袋も
  スノボ用に変えてきたので寒さは気に成らない。顔が冷たいだけ。
  漸くリフトが動き出しアンヌプリ頂上も見えてくる。
  今日は雪降るも天気は良さそう。

 まだ第4ペアは動いていないので、昨日は見つからなかったNVへの
  連絡コースを探すと右に斜めに登っていくコースが有る。
  昨日と反対方向だったのと登りだと思っていなかったので
  見つからなかったのだ。途中からはNV頂上ゲレンデとゴンドラも
  見えており既にゴンドラで多くの人が上がってきている。

 急いでワンダーランドチェアに乗る。ここもシングルリフトだが
  頂上へ向かうにはまずこれに乗らないとアンヌプリ方面にも行けず
  我慢して乗る事にする。
  途中風で降られるシーンも有ったが何とか降り場へ到着。
  山頂もしっかり見えており既に何人も滑っているので
  まずは、リフト下の比較的誰も滑っていないラインを探して
  滑り出す、新雪は此処も10-20cm位で下は凍っているので
  テールが当たるとガリガリ音がする。
 新雪は頂上は先程のスーパーコースより軽いが斜度が落ちて
  で漕ぐ様に滑り降りる。1本目はあっけないほどあっと言う間に
  降りてしまったので、またシングルリフトに再度乗る。
  やはり下を見ると怖いが頂上が良く見えるので遠くを見て
  気を紛らわせる。

 2本目は斜めにアンヌプリスキー場へ移動する様にギルランで滑って行くと
  アンヌプリの第4ペアが見えて来たので昨日のお気に入りのリフト左20m位の
  ラインを滑り降りる。こちらの方は先程より積雪少ないか?
  5-10cm位しか積雪が無いと思われる。多分アンヌプリ方面からヒラフに
  向かって風が吹いており、ヒラフ側に比べアンヌプリは風で流されてしまい
  積雪少ないのかも?

 それでももう一度頂上ゲレンデ滑る為、ジャンボ第4ペアに乗る。
  リフト上から見るNVとアンヌプリの真ん中は完全立ち入り禁止区域の
  ポールが立っているがその手前のコースは草は所々に見えるが
  誰も滑っていないラインで積雪も30cm以上有りそう。
 リフト降りて30m位左へ向かい雪原目指して滑り出すと思った通りに
  積雪が膝下辺りまで有る。スキーで押し多分返って来る感じがして
  新雪を滑っている実感に思わずニヤリとしてしまう。

 禁止コースのロープまで真っ直ぐに滑り右のアンヌプリ方面に戻る事にする。
  再度第4ペアに乗り同じコースを3回滑る。他の人も同様のコースを
  選ぶ人が増えてそれ以上新雪ラインが見えなくなって来たので
  止めて下の深雪コースへ。まず深雪林間コースへ。昨日よりは積雪が
  有る分滑りやすいが、直ぐ下は昨日同様悪雪でガリガリ言うのにガッカリ。
 隣のチャレンジコースに行くもこちらも同様。途中から林の中に分け入って滑るも
  真っ直ぐなラインが見つからず斜めに滑る様で満足感に乏しい。

 むしろアンヌプリは圧雪したコースに5cm位積もった所をカービング
  ロングターンで滑った方が気持ち良い。
  白樺やS字コースと行ったコースを中心にして滑り、途中からメルヘンコースへ
  入ると既に何本も滑った後が有るが、所々に新雪が残っており此処は雪も
  軽く真っ直ぐなラインを選んでも雪を撥ね退けながら滑りきる。
  此処は頂上と比較しても気持ちの良い1本が滑れる。
  新潟方面のスキー場ならこれだけ滑ったラインが有ると雪が重くラインを
  外すと雪が抵抗になって滑りづらいが此処では雪が軽いので気持ち良く滑れる
  のだと思う。アンヌプリ国際スキー場の良さははこの辺にも有ると思う。
 決して斜度やコース難易度高くないがのんびりとしていて、さらに時々キラリと
  光るコースに出会えるのが楽しいと思う。スキー場全体の雰囲気も自分には
  ピッタリの感が有る。
 何時ものNOOKアンヌプリへ降りてタバコと缶コーヒー休憩。トイレも行って
  今日は動いているアンヌプリゴンドラへ乗る。こちらのゴンドラはヒラフに比べ
  6人乗りとやや大きくファットスキーが入る様にスキーラックも大きいのか
  自分のスキーも引っかからずに入るのに関心。志賀の焼額山スキー場の最新
  ゴンドラ程ではないが快適なゴンドラと言える。

 ゴンドラ降りると左下に第4ペアの乗り場が直ぐに有るのも便利。2本乗れば
  アンヌプリの頂上ゲレンデを滑れるのだから!
  アンヌプリの山頂もやや雲が沸いてくるが天気は良好。雪は時折降っているが
  概晴れており昨日の吹雪が嘘の様。
 チャンピオンを3本とワンダーランド、シュノーケルと交互に2本づつ滑り
  頂上ゲレンデを満喫した後、いよいよ昨日行けなかった(上部を滑れなかった)
  ビレッジスキーリゾートへ。目的は新雪コースのスーパーステイションや
  こんぶ、じゃがいも、みそしると続けて滑る為だ。

 まずは斜めに完全立ち入り禁止のロープに沿ってワンダーランドチェア乗り場前を
  通り、ロープトウで登るとそこは新雪たっぷりのコース。古いゴンドラの頂上駅を
  左側から入るコースがスーパーステイションだ。やや右への片斜面だが
  既に滑ったラインを避けて左へ左へ向かい底から真っ直ぐに滑り降りる。
  積雪は30cm位。時々ボーダーの横切る切るラインも無視してとにかく真っ直ぐに
  滑り降りる。気持ちの良いコースだ。旧ゴンドラの支柱を過ぎるとさらに右への
  片斜面になるが丘を越えるとまた真っ直ぐに降りるラインが有り此処も気持ち良く
  滑り降りると昨日入ったじゃがいもコースへ合流する。
  そのままじゃがいも、みそしると滑り降りる。こちらは上部より荒れており
  左程感動も無く滑り降りてしまった。

 滑り降りると緩斜面をゴンドラ乗り場へ急ぐ。ニセコゴンドラも今日は運行している。
  丸くて白いゴンドラが可愛らしい。こちらのゴンドラは前と後ろに背中合わせに
  座るタイプで卵型。ドアも前後にずれて開くタイプだ。志賀の東館山ゴンドラに
  似たタイプだ。こちらのスキーラックも広めで板が引っかからない。
  ニセコはパウダーすべる為にパウダー用の板が多いので広めに成っていると
  思われる。それでもさらに広い板の人もおり、ゴンドラ内にボード同様に
  カバーをして乗る人も多数見かける。

 また、ニセコゴンドラ乗り場下には旧プリンス(東山プリンスホテル新館)で
  現在はヒルトンニセコビレッジの異様な大きさのホテルが鎮座している。
  NVのどのコースからも見える程の大きさと真ん中が丸い独特の形状。
  中には多数のレストランとショップが有るがどうも高級感漂うホテルは
  好きになれず、一度も中に入らずに眺めていただけ。
  
 ゴンドラ頂上下りるて今度はじょっぴんか、ぎんざを滑る為また、
  ロープトウで頂上へ向かう。先程は旧ゴンドラ頂上駅の先(左)を行ったが
  今度は手前(右)へ入る。まだ一人しか滑っていない様だ。
  天気も晴れて眩しい位。滑り出しはやや急ながら新雪たっぷり50cm以上
  ある所も有り気持ち良く滑るも直ぐに緩斜面だべさに合流。
  あっと言うまで物足りない。ジャンクヤード、なまらとカービングで滑り
  再度ゴンドラへ。今度はスーパーステイション途中からこんぶを滑る
  つもりで頂上へ急ぐ。こんぶの入口が先程スーパーステーション滑った時は
  解らなかったので、右へ降りる入口を気おつけて探しながら降りると
  標識も無くコースが現れたのでそちらへ向かうと下にジャンクヤードの
  コースが見える程距離が短いながら、しっかりと新雪が有るのに満足して
  滑りだす。なるべくコース再度の林に近いラインを滑り降りると此処も
  新雪30cmは有るので結構楽しめた。

 その後はみそしるからコースガイドで滑っていないヤードセールに入るつもりで
  いたが左へ真っ直ぐ降りるヤードセールは斜度ではみそしる側の方が有る為
  先程同様新雪のライン探しながらまた、みそしるを滑り降りてしまった。