今日で新しい2冊を読み終わりました。
何時もの様に
梓林太郎の
『殺人山行餓鬼岳』と
『仙丈岳札殺人事件』
『殺人山行餓鬼岳』は
北アルプス山岳救助隊の紫門一鬼が活躍する話。
北アルプスの餓鬼岳で怪我をした人を見殺しにした
(助けないばかりかけが人がいる事を連絡もしなかった)男を
探し続けた妻と友人が復讐をしようとするが逆に殺されて
しまう話。実際にはこんなことは無いと思うが
山道で迷ったり怪我をしたら命に係わる事は
低山ながら時々登っている自分でも時々感じる事だけに
怖い気がした。
『仙丈岳札殺人事件』は何時もの道原伝吉や紫門一鬼が出ないが
吹雪に有って非難した山小屋の2つのパーティーが
後から来た男を殺してしまう話。
どちらも山を題材にした話なので、つい引き込まれてしまう。
まだ北アルプス、南アルプスには西穂高にしか登っていないが
情景が手に取るように解り、怖い話しながらつい引き込まれて
しまう。特に上高地近辺には何度か行った事が有り
今年の夏は機会が有れば夏山登山をしたくなってきた。
是非一度山小屋へ泊まっての登山をしたい。
(誰も誘ってくれそうも無いので比較的登り易そうそうな
涸沢~北穂高へ一度上って見ようと思う)