天城越えして来ました

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 5/18(日) 予定通りひたち野うしく8:11発の常磐線に乗り
  北千住へ向かう。先頭車両に乗り運転席の壁に輪行袋に入れた
  ロードバイクを立てかけて暫し、座ってまどろむ。

 北千住からロマンスカーに乗るか、上野-東京まで出て
  小田原まで新幹線で行くか迷ったが、結局北千住で降りて
  千代田線乗り場へ。ロマンスカーの特急指定券はホーム中央の
  自動販売機で購入。近くに居た小田急の社員と思われる
  メトロのジャンバーを来た人に聞くと箱根湯本までは
  残り2席しかなかったとの事。やはりネットで満席は
  嘘では無く、キャンセルが出たから買えてたとの事。
 前回は箱根湯本から北千住までだったが今回は逆に向かうが
  地下鉄から出発するのは妙な感じがする。
 青い車体のロマンスカーが入線すると前回箱根湯元で見た時より
  大きく感じる。回りが狭いからか?

 乗り込むと直ぐに出発。何故か自分の前は2席共空席。
  多分切符を買ったが、乗り遅れた人がいたのだと思う。
 それ以外は全て満席。隣の席は通路向かいの4人組の
  主婦(全員50代?)の連れの人?5人で箱根へ遊びに行くと
  思われる。自転車は最後尾のシートの後ろに入れる。
  前回も感じたがロマンスカーの最後尾席の後ろは30cm位
  スペースが有り前の席の人が背もたれを倒しても
  十分当らずに入る程広い空間が有り、大きな荷物を持った
  人には重宝する。席は最後尾席から3つ前だったが
  窓側に隙間が有り常に自転車が監視出来るのも助かる。

 前回同様ロマンスカーの乗り心地が良く霞ヶ関を過ぎた頃には
  寝てしまい、起きたら既に町田駅に近い所まで来ていた。
  11時過ぎには箱根湯本に着けそうだ。小田原では車窓に
  東海道線が見え境が無いことに気が付く。新幹線か東海道本線
  来てもここまでなら同じ用に来られるのは次回の参考になる。

 小田原から箱根湯本までは単線になり、かなり狭い所を通る。
  途中の駅で上り線とすれ違いをして箱根湯本に入る。
  既に11:10になる。
 駅を降りて前回輪行袋に詰めた場所で自転車組み立て輪行袋
  立たんで出発。11:30になってしまった。
 
 駅前からは緩い登りが続くが温泉街を出ると登りもきつくなる。
  箱根駅伝でもこのあたりから苦しくなる所だ。
 宮下まで何とかたどり着くがウォーミングアップもしないで
  いきなり上り坂だったので心拍数が150をずっと超えており
  やはりスタートは平坦な所を10km位楽に漕ぎたかったと反省。

 それでも宮下からは体も慣れてきて心拍数も130代に落ち着く。
  体も上り坂になれた頃ようやく下り坂になる。
  もう直ぐ芦ノ湖到着。まだ12kmしか走っていない。
 湖尻への分岐を過ぎると遊覧船乗り場に出る。信号を渡り
  観光客で賑わう乗り場前にて休憩。写真は駒ヶ岳を望む位置で撮影
  芦ノ湖も写真に撮ってタバコ休憩の後出発。既に12時半を過ぎているが
  今日は慌てずに行こうと思う。昼休憩にはまだ早いので、
  林間の道を進む。箱根峠で左に入るのを間違えてしまった。
  箱根は有料道路への入り口が多く一般道の分岐が解りづらい。

 気にせず向かうが結構きつい登りが続く。どこかで熱海に向かう道が有るかと
  思ったが先程間違えてからは海側へ向かう道が無い。ようやく下り坂になると
  気持ち良くコーナーを回れるのでついスピードを上げてノンストップで
  下ってしまった所、三島の看板。間違って海側を進む予定が内陸の
  道を来てしまった。カーナビでは箱根から下田へのルート設定をしていたが
  この道が近いのか?三島からは修善寺経由で下田へ向かうルートが案内
  されておりその指示通りに向かう。途中三島市内でラーメン屋に寄り昼休憩。
  既に2時を過ぎている。そこから修善寺までは今日初めての平坦な道。
  まもなく道修善寺修善寺についてからは橋の袂から独鈷の湯を写真に撮り
  出発。修善寺の町並みを過ぎると道が極端に狭くなる。かまわず進むが
  この道が何処に出るのか解らず不安になる。カーナビは常に戻るルートが
  出るので途中まで行くが諦めて、カーナビの通りに戻る事にする。
 どうやらカーナビは修善寺道路修善寺ICから天城街道を行くルートを
  示している。入り口には125cc以下のバイクと自転車は入れない事になっている。
  修善寺から天城へ向かうルートは一般道なのに何故か納得できないが
  迂回する事にする。修善寺天城湯ヶ島線が狩野川を挟んで併行して走っている
  のでその道を進み途中で合流する。
 
 下田街道(天城街道)は伊豆の中央部を通るルートで登りがきつそうだったので
  今回は海岸ルートで下田に向かう予定が箱根で間違えた為、通りたく無いこの
  ルートでいく事になるとは皮肉なもんだ。
 登りがだらだらと続き三島までは結構、ロードバイクの人に有ったがこのルートでは
  一人も遭わない。途中で道の駅『天城越え』が有ったが映画の題名の様な
  駅名が良い。そこからさらに急坂を登り天城峠に近くなった頃、
  休憩で寄ったコンビニでドリンク補給をして外でタバコを吸っていると
  急にポツリ、ポツリと雨が降り出す。天気予報では雨の予報は無いが
  山沿いでにわか雨が有るかも?との予報が当ってしまったか?
  もしかしたら止むかもと思い様子を見るが余計強くなり本降り。
  路面に雨が溜まるほどで小降りになるのを待つ。
 レイン用のウインドブレーカーが有るが大雨の中は行きたくない。
  結局1時間そこで待つ事になる。既に5時になろうとしている。
  小降りに成った所で出発。残り10km程で天城峠を越えれば
  下りに成ると思いひたすら漕ぐ。途中で合羽は暑くて脱ぐ。もう殆ど
  雨は降っておらず、日も差しかけたからだ。
 ついに天城トンネンルが見え登りもここで終了。後は下るのみ。
  本当は河津七滝(かわづななだる)を見たかったがそんな余裕は無かった。
  河津市内に入る頃に足が痙攣を始める。どうやら登りで疲れて長い休憩を
  した上、下りで体が冷えてしまったからか?

 河津からは下田まで15kmももう6時半を過ぎており回りも暗くなっており
  (曇り空で日が落ちるのが早いのか途中でライトとテールランプを付け)
  残念ながら河津で終了。河津駅に向かい輪行袋に詰めて切符買おうとすると
  登り電車が今来た所だから車内で買う様に駅員さんに言われ階段を
  輪行袋持ったまま駆け上がる。一度閉まったドアが構内放送で
  もう一人乗るから開けてくれるように放送が有りドアが再度開く。
  この辺がローカル線(伊豆急)の良い所だと感心と感謝。

 帰りの電車(河津19:14発)は伊東で20:04発に乗換え、熱海に向かう。
 熱海からは新幹線こだま578号で東京着21:47分に乗る。
 自由席で1680円の特急券は痛い出費だが、東海道はたばこの吸える
 車両(3号車のみ)有り、意外と空いている(最近は禁煙車の方が人気)
 ので十分満足。東海道各駅で帰ると東京着くのが22:39分との事で
 家へ着くのが12時過ぎてしまう。上野からは22:11分の勝田行きに
 ゆっくり乗れ、座ることも出来たので寝てゆく事に。
 ただ行きと同様最後尾の車両に乗り、車掌室の前に自転車立てかけるが
 盗難とブレーキで倒れるのが気になり寝られない。
 この時間でも結構混んでいる。しばらくウトウトしながら乗っていると
 徐々に空きだしたので安心して寝ようとするがかえって寝られず
 とうとうひたち野うしくまで眠れず。
 後は車に戻って家に帰るだけ。12時前に家に着ける。

 今日は登り主体のツーリングで非常に疲れた。距離は90km弱ながら
 100km以上走った気分。来週は大洗まで100km超の平坦路を
 走ろうと思う。