蝶ヶ岳登ってきました

 6/27(土) 夜中の1時に沢渡到着。何時もより遅くなってしまった。

 昨夜、何時もなら中央高速経由なのだが、首都圏、首都高の高速代が1000円に

  ならないので、前回帰りに使った、北関東道の大田桐生インターから入り上信越道
 
 更埴ジャンクション経由で松本まで出たので何時もより30分近く遅くなった為だ。

 
 朝は5時に起きたので、4時間しか寝ていない。寝袋はスキー用を使ったので

  ぐっすり寝たつもりが、やはり眠い。急いで着替えて、今回は自転車で使う

  サロメチールを足に塗ってマッサージ。こうする事で疲れが和らぐからだ。

  それとこの間スポーツオーソリティで買ったノースフェイスのXバイオテックスを

  履いて(ワコールのCWXと同じ効果?)万全。上は前回の写真の組み合わせ。


 何時もの沢渡5時40分のバスで上高地到着後、登山届けを出してトイレ寄って

  6時半に出発。今日は朝から天気が良い。明日の天気は心配ながら今日は1日

  持ちそう。前回涸沢の時は殆ど雨だったので今日は最高の天気!

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今日は天気が良いので久々に早朝の河童橋を撮影(携帯で)

  明神には40分位で到着後、昨夜買ったおにぎり2個を朝飯として食べる。

  (昼用にもう2個持ってきている)。早朝にもかかわらず10人位が休憩している。

 タバコ休憩もして、7時半に出発。次は徳沢で休憩。こちらも45分位で到着したので

  やはり、ドリンク(自転車用のグリコのCCDを溶かしたスペシャルドリンク)休憩と

  タバコ休憩をしてこれから山道なのでストレッチもして8時半に出発。
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徳沢園も撮影して建物脇からスタート

 最初は細い道で、木の根が張った歩きづらい道。最初から結構きつい登りで

  中々体が馴染まないのでペースが上がらない。ブラックダイヤモンドのカーボンストックは

 非常に振り易くかなり助けられたが、涸沢の様に徐々に高度を上げて本谷橋から本格登りなら

 体が慣れてくるので辛くないが、体が鈍って久々の山登りで最初から登りはやはりきつい。

 30分毎に立ち休みして1時間毎にリュック下ろして休憩。中々前へ進まないので

 余計ペースがつかめない。それとコースタイムを勘違いしていたので今どの位来たのか

 解らず余計遅く感じたから気分が盛り上がらなかったのも有る。横尾から3時間半で

 稜線に出るのと取り違えていて長塀山までコースタイム3時間40分も掛かるとは

 思っていなかった。稜線までは更に妖精の池を通っていくので45分もかかるのを

 勘違いしていたいつまでたっても稜線に出ないので精神的に疲労していまい、更に

 ペースが落ちる。途中から残雪も出てきて道も解らなくなるし(1回は道を見失い
 
 50m位戻り、漸くペンキを発見してコースに戻る)一面残雪の林なので涸沢で

 使わなかった軽アイゼンを着用。ところが50mも行くとまた外すよう。これでは

 中々前に進まない。

  長塀山まで後ちょっとの所で12時なので昼休憩していたら、女性で一人の登山者に抜かれる。

 若い女性が独りで登っていくのに感心。昼休憩時虫が寄って来るのにも閉口。刺すわけでも無いが

 無数の虫(小ハエ?)が寄って来るのでゆっくり食べていられない。


  休憩後歩き出すと直ぐに長塀山頂上。先程の女性登山者が休憩しているので挨拶して

 先に進むとそこからは下り。しかも一面残雪で急な下りなのでまた軽アイゼン付ける。

 30mも降りるとまた雪が無く外すしかない。これ以降は面倒なので軽アイゼンはリュックに

 ぶら下げていく事にする。しばらく行くと残雪がまた出てきてまた道を見失う。

  ゆっくり辺りを確認しながら進んでいると上から降りてくる人にコースから外れていると

 声を掛けられる。やはり残雪は歩きづらいよりもコースを見失うのでここでもペースが

 上がらない。妖精の池も雪が溶けた唯の水溜りにしか見えない。それでもお花畑は

 しっかり有り写真撮ろうかとも思ったがカメラ出すの面倒なのとこれ以上遅れたくないので

 そのまま進むと、漸く森林限界を超え稜線に出ると直ぐ其処にヒュッテが現れる。

 突然目的地に辿り着いてみるとあっけなかった。到着は1時半。5時間も掛かってしまった。

 コースタイム4時間40分なのでやはり遅い。とにかく疲れた。

 
  リュックを下ろし(先程の女性にまた休憩してる時に抜かれて、その人に遅れて到着したが

 その女性もテント泊なのかテント場にリュック下ろしていたので、テント場は直ぐ解った)

 直ぐに蝶ヶ岳ヒッテで500円払い、ついでにプラティパス【ウォータータンク2.5L】も

 持って行き、300円で2L分の水を買う。

  テント場は先程リュック下ろした所にする(頂上への階段の直ぐ脇)。テントを立てていると

 また虫が寄ってくる。頂上なのになんでこんなに虫がいるのか不思議なくらい。他の人立ちも

 タオル巻いたりしながらテント立てている。急いで立てて荷物放り込み自分も入りネットを閉める。

 中に5匹程入ってしまったがハエでも無く緑色の虫。てんとう虫大ながら違う虫だ。急いでタオルで

 虫をつまんで外に出す。後はエアマット膨らませ、寝袋出して仮眠。

  1時間程仮眠して外に出てまずは対岸に見える穂高、槍を撮影。やや花曇ながらしっかりと見える。

 下には梓川が見え前回の涸沢も見える。穂高、槍を十分堪能。
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奥穂高岳涸沢岳北穂高岳
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槍ヶ岳がはっきり見える。
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槍から穂高全景

 頂上まで30m位。頂上の写真を撮ってテントへ戻る。
イメージ 6地蔵と立て札
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看板を前に穂高撮影イメージ 8

 テントへ戻ると反対方面に安曇野市内が遠くに見える。自転車で安曇野回った時

この蝶ヶ岳常念岳がはっきり見えて一度は登って見たいと思っていたのが

今日その頂上から安曇野を見るのは不思議な気分。唯霞んでいて写真にはよく撮れなかった。

常念岳方面を撮って終了。
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 テントに戻るとラジヲを聞いて過ごす。涸沢同様FMNHKがよく聞える。

4時半に隣に中年3人組が着いてテントを立て始める。今頃着くのは随分遅い気がする。

 一人がベテランで、後の2人は初めてと言った感じか?テントは4人用との事だが

荷物を外に出して4人交互に寝られるとの事なので(話し声で聞えた)3人用と思われる。

 そんな隣の情景を見ながら(防虫ネット越しに)5時になったので夕飯の準備。

虫が相変わらず外にいてコンロを点火するとまた寄ってくる(どうやら温度に反応して
 
 寄って来る様だ=寝ている時は殆どいなかった)ので、涸沢同様テント内で全てを作る。

レトルトご飯を15分温め(100g2個を温め1個は明日の朝食用)、残ったお湯で

味噌ラーメンに餅を入れて作り、さらに秋刀魚の蒲焼を今日はチタンの浅鍋で温めて

(焼いて?)食べる。ボリュームたっぷりで温まり最高の夕飯。昼間あれ程暑かったが

夕方から寒く感じる位気温が下がってきたので(多分1桁の気温?)温まる料理が一番!

 お腹一杯になったのでまたラジオ聞きながら過ごし、8時にトイレにヒュッテまで

 行こうと外に出ると安曇野の夜景が見える。多分霞んでいるのでカメラでは撮らないが

 非常に感動的な風景。

 トイレ行って8時半で就寝。明日は5時に起きる予定。