涸沢フェスティバル2日目(その2)

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涸沢槍の上から涸沢キャンプ場を見下ろす。意外と上は平だ。

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最低コルを通過してからは垂直に近い岩場を登る。

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最後の急な岩場を登れば涸沢岳の頂上直下の分岐。

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漸く涸沢岳頂上に到着。

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頂上からの景色と
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右下に穂高岳山荘。

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キャンプ場前を通ると穂高岳山荘に到着。

 時間を見ると8時。涸沢から3時間で着てしまった。北穂からも1時間半なので

 難所で慎重に歩いた割りにまずまずの時間で到着出来て満足。

 穂高岳山荘前のテラスで持って来た菓子パンを食べる事に。山荘で牛乳400円で購入し

 ゆっくりと食べて8時半に出発。

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帰りはザイテングラートから降りる事に。分岐で撮影。


 ザイテングラートは以前に奥穂高上った時に登り下りしておりそれ程きつくは無いが

 段差が有るのと登りの人が多く度々止まってやり過ごすのでペース上がらない。

 漸く涸沢小屋に10時に到着。たしか餅つき大会がある筈なので小屋の人に聞くと

 12時からとの事。それまではメーカーブースで判子5個貰ってジャンケン大会の

 参加資格を取ってしまう事にする。

 涸沢~北穂高穂高岳山荘~涸沢ルートを当初7時間見ていたので12時に着く予定が

 2時間早く着いたのでゆっくり回れる。味の素のブースでアミノバイタルドリンク飲んで

 モンベルでもコーヒーを頂き、アマノではカレーのフリーズドライの試食も貰い

 イワタニプリムスでザンバランのヴィオーズ・プラスGTの登山靴を試着しながら

 メーカーブース回り。来年5月に映画になる岳の主演の小栗旬長澤まさみが映画で

 着る服が展示されていて思わず撮影。
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 ゆっくりと回っていたら本部から11時からのヨガ講習の案内が有り整理券貰い

 涸沢小屋へ。朝ヨガも毎年遣っているが一度も出たこと無かったので室内で出来る

 ヨガ講習に参加してみたかったからだ。参加者は女性の方が多いが男性も5人程居る。

 初めてのヨガを遣って体の硬さを痛感。股関節が硬く足が開かないのだ。それでも

 複式呼吸を教わり、最後は眠くなる程の心地よさを覚え終了。

 外では既に餅つき大会始まっており暫し見ていて餅の配布を待つ事に。黄な粉で餅を

 貰いテントに戻り先程貰ったフリーズドライのカレーを食べる為、レトルトご飯を

 温めて、そのお湯でカレー溶かしてカレーライスの出来上がり。味は野菜も入って

 本格的。これならレトルトカレーより軽くて美味しいかも?ネットでも買えるとの事で

 今度買ってみようと思う。


 カレー食べていると本部から1時からの映画祭の案内が有り整理券貰う。

 ヒュッテでレスキューをテーマにした映画との事。始まる前にヒュッテの山口さんと

 穂高岳山荘の宮田さんの紹介。映画は宮田さんが撮影した始めての涸沢の雪崩を

 見る事に。雪崩の映像は中々無い上、涸沢の雪崩は今まで撮られた事が無いとの事。

 北穂沢からの大きな雪崩は恐怖を覚えるがなぜか不思議な気がする。夏にはこうして

 穂高は登山のメッカながらつい4ヶ月前の4月には雪崩の巣窟になる涸沢の四季を

 つくづく感じる。ゴールデンウィークの涸沢。夏の登山ピーク。そして秋の紅葉。

 これ程四季のはっきりした場所は無い気がする。山口さんの談話でもそう感じて

 ますますこの涸沢へ冬以外は何度も足を運びたいと思った。

 レスキューのビデオでは篠原さんという遭難救助にヘリコプターで活躍した東邦航空

 話は感動した。山口さんも宮田さんも一緒にレスキューにずっと参加して多くの人を

 救った話は聞いていて飽きない。山は自己責任と言うのを痛切に感じる。

 映画終わったら岳の石塚さん来ていてコメント。その後3時からはテラスでまた話が

 聞けるとの事。今回は山口さんと宮田さん加わってレスキューの話と岳の話がリンクして

 面白かった。雲一つ無い最高の天気の下で聞いていてこんな天気なら山の遭難は無いと

 思うが急に天気が変わる山と言う自然の中では全て自己責任で活動するとの山口さんの

 言葉がさらに強く印象に残った。危険だがしっかり準備して慎重にかつ大胆に行動する

 事の大切さ、時には無理せず撤退する事も必要だと思った。
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 夕方からは昨日同様本を読む事に。夕飯は昨日同様サッポロ一番の味噌ラーメンに卵入れて

 サタケの五目御飯でたっぷり食べて昨夜同様、キャンドルナイトに参加して後は寝るだけ。

 明日も晴れる気がする。3日目は最終日。楽しみなジャンケン大会に参加したいと思う。