先月買った 内田康夫著『棄霊島(きれいじま)上・下』を読み終えてから
次の本をamazonで購入。
梓林太郎著 『上高地 岳沢怨殺斜面』と言う新書だ。
ナショナル出版から09年12月12日に発売された本でが
2000年に刊行された『怨殺斜面』を改題したとの事だが
怨殺斜面を読んでいなかったので購入。
上高地と岳沢の表紙に惹かれて買ったしまった。
最初の北アルプスで奥穂へ上った後、上高地へ下るのに重太郎新道を経由し
岳沢に下りた記憶が蘇り、懐かしくなったのが理由だ。
読んでみると道原伝吉の地道な捜査と思ってもいなかった犯人への
アプローチが道原伝吉の推理から犯人に辿り着くのが今まで読んだシリーズとは
少し違っていて新鮮味が合った気がする。
他人のテントの中で発見された寝袋入りの刺殺体の異常さに、山屋刑事道原伝吉の
背筋に悪寒が走った。ところから始まるストーリーはやはり奇妙でどんな展開をするのか
楽しみだった。読み終えて東京と松本を繋ぐ被害者の身辺捜査から犯人が解かってくる
のだが、中々犯人と動機が解からず最後まで飽きずに読めた気がする。
次の本も新刊2冊をamazonで予約したので届き次第読み始めたい。
(今週末からニセコへスキーに行く時に1冊持って行ってホテルで読もうと思う)